http://arixatos.tumblr.com/post/61587869708/languagevillage-lojban-orthography-by-norman
ロジバン文字?綴り法?です。
横2マス縦4マスの8マスに
0 1
2 3
4 5
6 7
と番号をつけ、該当する所を番号が若い順になぞる、というやりかたです。
ここでは、「該当する」を"1", 「該当しない」を"0"で書くことにします。
たとえば、2のマスが該当するならば、2=1と書きます。
参考URLの紹介だとSonorantsの説明が謎だったので、個人的にまとめてみました。
基本的な構造を以下に載せます。
オレンジ色の部分はそれぞれを分けていると思ってください。
分岐の話を先にしておきます。
1=1ならば、それは必ずNon-Sonorantsを表します。
すなわち1の状態でNon-Sonorantsかそれ以外かの分岐が起こります。
次に1=0の場合は、SonorantsかVowelsのいずれかになります。
この2つの分岐は、6の状態(左下のオレンジ)で決まります。
6=0ならばSonorants, 6=1ならばVowelsです。
・ Non-Sonorants
1は説明しました。
2,3は口先で出す音か、口の奥で出す音かを表します。
注意して欲しいのが2も3も1のときで、そのときは歯茎音、歯茎で出す音になります。
4,5はそれぞれ摩擦音と閉鎖音です。
6の状態により、それが無声か有声かが決まります。
例えば、あとでみますが、p は
01
10
01
00
となります。1=1,2=1,3=0,5=1 すなわち、Non-Sonorantsで両唇音で閉鎖音で無声、です。
当然ですが、 b は
01
10
01
10
となり、pの構造+有声 の形になっています。
・Sonorants
Sonorantsは1=0, 6=0 の形です。
2,3はNon-Sonorantsと同じなので省略します。
4は鼻音、5は接近音です。といっても接近音はロジバンでは r しかないですね。
想像の限りでは、m,n は4=1, rは5=1なはずです。あとでみましょう。
・Vowels
Vowels、すなわち母音は1=0,6=1の形です。
2,3は口をどれくらい開けるかを表します。これも2=1,3=1のときは中間を表すので注意します。
4,5は舌の位置です。これも両方1のときは中間に舌があることを表します。
簡単に説明したので、アルファベット表を以下に載せておきますから確認してみてください。
語と語の間のスペースについて、一工夫なされているのがこの文字の長所です。
一度も使わなかった7が実は語の終わりを表すのです。
つまり、7=1が、その語が終わったこと、スペースを表します。
もうひとつ、0については、母音のみ有効です。
これは従来のロジバンの書き方でいう大文字です。
cmeneにおけるアクセントの変化が起こったときのみ0=1となります。
実際書くときはこの2×4の形になると思いますが、
コンピュータで使うときは、1列表示で2進数にすればいいかもしれません。
すなわち、p は
01
10
01
00
ですので、01100100 としてやります。暗号ちっくでいいかもしれませんね!
.i mi ze'e ba prami do をこれで書いてみると…
01000100 00101011 00101000 00101011 01100110 00010011 01111010 00111010 01100000 00111011 01100100 00110100 00010010 00101000 00101011 01110110 00110110
となりますね!しんどかった・・・w
まあでもありだとおもいます。点字にも使えます。
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一応、xもアポストロフィもピリオドも1=1なので、
1=1の時点で、26→16文字に絞られます。
次に、2,3の状態によって…
2=1,3=0 (両唇音) ⇒ p,b,f,v,アポストロフィ の5文字
2=0,3=1 (軟口蓋音) ⇒ k,g,c,j,x の5文字
2=1,3=1 (歯茎音) ⇒ t,d,s,z の4文字
ここから、4,5の状態をみれば、アポストロフィ、x、ピリオドについては確定。
他については有声か無声かの判断のみ生じる。
このことを考えれば、1=1のとき、
2~5の4マスの形が基本的な形と言えそうです。
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