より複雑な構造に入る前に、sumtiの順序を並び替えるもうひとつの方法に
「私は贈り物を食べる」という文について考えてみましょう。
だからといって、mi citka lo dunda kuとは言えません。lo dunda kuとは、dundaのx1であるようなもの、
ここで活躍するのがseです。
また、se + selbriはそれ自体でひとつのselbriとみなされます。
fanva = x1はx2(文字列)をx3(言語)にx4(言語)から翻訳し、x5(文字列)を生む
ti se fanva mi = mi fanva ti
これは私によって翻訳される (=私はこれを翻訳する)
se構造をもつbridiはしばしば受動態で訳されることが多い
seはあるカテゴリに属しており、
se | x1 と x2を入れ替える | |||
te | x1 と x3を入れ替える | |||
ve | x1 と x4を入れ替える | |||
xe | x1 と x5を入れ替える |
[注: 結局、 seは、「x1 selbri x2 x3 x4 x5」 を 「x2 se selbri x1 x3 x4 x5」 とするわけです。]
[注: veやxeはあまり使われないのが実情です。というのも、1章の注に書いたように、x4やx5というのはそもそもあまり使われない語がくるからです。veやxeがx4,x5を前に持ってくることを考えれば、その使用頻度は低いことは自然と理解できると思います。]
さて、この知識を使って、ti xe fanva tiを訳してください。
Answer: 「これはこれの翻訳です」
seとその類の語はもちろんFA類(fa,fe,fi...)と併用でき、あえてややこしい文を作ることもできます。:
klama =x1はx2(終点)にx3(起点)からx4(経路)をx5(方法)で行く/旅する
fo lo zdani ku te klama fe do ti fa mi = mi te klama do ti lo zdani ku
また、teはx1とx3を転換するので、 = ti klama do mi lo zdani ku
「これは君のところへ僕のところから家を経由して行く。」
もちろん、
さて、「
解答例: mi citka lo se dunda ku
これがseとその仲間のよくある活用方法のひとつとなります。
[注:lo...kuでselbriをsumti化すると、その意味は必ず「selbriの1位であるようなもの」となります。
ですから、lo dunda ku は「dundaの1位であるようなもの」すなわち、与える者となるわけです。
te dunda もまたひとつのselbriなので、これをlo...kuで囲めば、「その1位であるようなもの」を表します。つまり、lo te dunda ku は「与えられる者」、「受取人」を意味するというわけです。]
[注: 言葉遊びですが、lo dunda ku dunda lo se dunda ku lo te dunda ku はれっきとしたbridiです。意味はあまりないですが。]
[注:se,te,ve,xeはすべて同じカテゴリ、SE類に属しています。]
klamaの部分の例文は、
返信削除fu lo zdani ku te klama fe do ti fa mi
ではなくて
fo lo zdani ku te klama fe do ti fa mi
じゃない?
fu は、x5を埋めるやつだからこの場合だとおかしいと思う
訂正しました。ki'e
削除最後の、lo se dunda ku は「与えられるもの」、「受取人」ではなくて「贈り物」では?
返信削除se dundaのx1はdundaのx2だから贈られる物がくると思います。
その通りですね、訂正しました。
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